★循環器の病気

狭心症の９０％は問診で判断できると言われています。今まで２０年間にわたり、「胸痛」に関する患者さんの訴えを聞いてきた経験を生かし、適切な診断をします。もちろん検査に関しても負荷試験が出来る設備を用意しました。

他にも不整脈・心不全・弁膜症など様々な循環器疾患がありますが心エコー・２４時間心電図検査などを用意し、さまざまな疾患に対応できるよう設備しました。

★生活習慣病・メタボリック症候群

「コレステロールの上限値が２２０から２４０になった」の情報をお聞きの方も多いかと思います。でも私の考え方は違います。２０〜３０歳台の若い人と５０〜７０歳の方ではコレステロール基準値は違うと思います。ましてや高血圧・糖尿病・狭心症など動脈硬化に起因する病気をすでにお持ちの方は、もっと厳しく制限（１８０以下）しなければなりません。よって、コレステロールなど生活習慣病に関する値はみな一律ではなく、その人それぞれの基準値を作らなければなりません。

下記の動脈硬化度判定も参考にしながら、あなたに最も適切な指導をさせていただきます。

★動脈硬化度の判定

動脈は体全体に分布しております。その動脈の硬化（狭くなったり、詰まったり）は体のありとあらゆる所に影響を及ぼします。狭心症、心筋梗塞をはじめとして、脳梗塞、動脈瘤、虚血性腸炎、下肢閉塞性動脈硬化症と頭から足尖まで様々な箇所に病気を起こしてきます。

これらの動脈硬化に起因する病気は、初期には全く症状を出しません。また症状が出るほど進んでから、動脈硬化を治療しようとしても、進展を防ぐのが精一杯です。何はなくても、先ず自分の動脈硬化の程度を判定してみましょう。そして、その程度が思った以上に進んでいる時は、自分の生活習慣をもう一度見直しましょう。 そのために当クリニックは、動脈硬化判定機器を用意しました。お気軽にご相談下さい。

★かかりつけ医と病診連携

総合病院の広報で「二人の主治医」「パートナー診療」などのポスター・パンフレットをご覧になった方が多いと思います。何故ならば「総合病院は、病院でしかできない事に全力を注ぎなさい。血圧を測って、薬を出すような日常診療はクリニックに任せなさい」と言うのが厚生労働省の基本理念です。そのため、これからは日常の診察や処方はクリニックで受けて、精密検査や急変時に総合病院を受診することが「よい患者」の指標になると考えられます。特に総合病院は紹介状持参の患者さんが多いほど、病院の格が揚がる様なシステムが出来上がっています。

このような理由から単純に総合病院を受診するよりも、かかりつけ医の紹介状を持参した方が、待遇がよくなるという様なシステムが、どの病院でも作られております。と言う訳で、どのクリニックも病院との連携を密にし、紹介することを惜しみません。

当クリニックでも、総合病院での精密検査をご希望される方は遠慮なくお申し出下さい。

★健康診断と保健指導、予防接種

特定健診などの公的健診のほか、就職時・受験時・施設入所時・就業中の定期健康診断等実施していますので、ご利用ください。胃検診はできません。

予防接種に関しては、インフルエンザ・肺炎球菌ワクチンは実施していますが、小児の法定予防接種（3種混合ワクチン等）は、指定医療機関になっておりません。

★明細書発行体制加算

当院は、明細書を無料で発行いたします。明細書を希望されない方はお申し出ください

★医療情報取得加算

当院はオンライン資格確認を行う体制を有しており、当院を受診された患者さんに対し、受信歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得、活用して診療を行っています。

★医療DX推進体制整備加算

当院は、マイナ保険証を促進しています。オンライン資格確認システムによって得た診療療情報等を活用し質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。 マイナ保険証をお持ちの方はぜひご利用ください。

★外来感染対策向上加算

当院は、受信歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせる症状のある患者さんを診療いたします。感染管理者である院長が中心となり、スタッフ全員が院内感染対策を推進しています。

★一般名処方加算

当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。特定の医薬品が不足した場合であっても、一般名処方によって患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

★長期処方、リフィル処方箋について

当院では、患者さんの状態に応じ、２８日以上の長期処方やリフィル処方箋の発行を行っています。対応可能かについては　症状に応して医師が判断いたします。

★おいらは街の便利屋さん！

私の子供の頃は、テレビがおかしいと言えば、近くの電気屋さんが来て直し、窓ガラスが割れたといえば、近所の建具屋さんがガラスを入れに来てくれたものです。でも現在は電化機器の具合が悪くなると、買った量販店に持ち込みメーカー修理で何週間もかかります。街から段々便利屋さんが減っていっているようです。

私は内科医、それも専門は循環器いわゆる心臓です。でも私を頼って来る患者さんは心臓の患者さんばかりではありません。高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症・肝臓病・腎臓病・貧血ほか色々な疾患があります。他にも痛み（神経痛）を何とかしろと詰め寄られることもあります。めまいで運びこまれるひともいます。風邪や急性胃腸炎は日常茶飯事です。私はありとあらゆる医療に関する皆様の相談役です。どうか遠慮なく自分の希望（例えば「大きな病院に紹介してほしい」）を言って下さい。

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★現在備えられている機器

Ｘ線撮影装置
多機能心電計
自転車エルゴメータ
ホルター心電計
デジタル超音波診断装置
動脈硬化診断装置
呼吸心拍監視装置
ＡＥＤ(除細動器)
視力計・聴力計
自動血球計数ＣＲＰ測定装置

デジタル超音波診断装置(心臓)
Ｘ線撮影装置	呼吸心拍監視装置
多機能心電計と自転車エルゴメータ運動負荷装置	ＡＥＤ(除細動器)
視力計(左)聴力計(右)
ホルター心電計

レントゲンフィルムドライプリントシステム

動脈硬化診断装置

自動血球計数ＣＲＰ測定装置

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